Interview

デザイナーとして、もの・ことの価値を伝えられるコミュニケーションをつくる。

戸田 俊作
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戸田 俊作

戸田 俊作グラフィックデザイナー

小学生の時に絵を描く楽しさに目ざめ、そこから迷うことなく美術大学へ進学し、グラフィックデザインの世界に飛び込みました。大学卒業と同時に広告制作会社に就職し、企画から制作~納品までの行程をクライアントと直接やりとりしながら経験を積みました。転職したきっかけは色々あるのですが、一番のきっかけは20代の時に経験した妻の病気です。人生の価値観が大きく変わり、食や健康のあり方についても色々と考えさせられる出来事でした。

もう一つのきっかけは、そんな妻の実家のご両親が作っている干柿のパッケージをデザインしたことです。詳しくヒアリングしていくと、生産者の方はものすごく手間暇と愛情を掛けて食べ物を作っていることを強く実感しました。この2つのきっかけから、”食べるもの”と”食べること”の大切さを世の中に広めていきたい、という気持ちが強くなり、オイシックスドット大地の門を叩くことを決めました。

Oisix.daichiでの経歴

UX室(現CX室)に配属となり、会社の仕組みやルールを覚えるための研修を受けつつ、”Oisixらしいデザイン”を体得するために配属先以外の部署の仕事も任され、紙/WEB問わず色々な仕事をしていました。最も印象に残っているのは、入社2日目にアサインされたKitOisixの漫画コラボキャンペーンプロジェクトで、始めは制作物のほんの一部を担当するという話だったのですが、「こうした方が良いんじゃないか?」と思うことをミーティングであれこれ投げかけているうちに、あれよあれよと任される業務が増え、手を挙げたことを快くやらせてくれる社風があるという前評判は本当なんだなと実感しました。その後、入社前からやりたいと志望していたWEBに関わる業務を担当できるようになり、現在はOisixの売り場特集ページのデザインをほぼレギュラーメンバーとして受け持っています。現在の仕事の比率は、WEB7割/紙3割といった具合です。

現在の仕事

毎週更新しているOisixの売り場特集ページの構造やUIを改善するプロジェクトを行っています。「お客様は、そもそも売り場の中で買いたい物に出会えていないのではないか」、「Oisixが提供している商品の良さに気付いて頂けていないのではないか」という仮説が生まれ、過去に実施したお客様へのヒアリングやインタビューのデータを参考にしながら、現状のページのデザインや構成を社内で徹底的に見直すところから始めました。よりお買い物がしやすいように情報にメリハリをつける、訴求内容を充実させる等の改善を行いましたが、最も注力したことは商品写真のクオリティーアップです。ここで言うクオリティーとは、美味しそうに見える=シズル写真であることは当たり前なのですが、その商品を使う・食べるイメージが湧きやすい写真になっているのか、という事を意識して撮影のディレクションを行なうようにしています。

例えば、「ヴァイスヴルスト」というドイツのソーセージがあるのですが、そもそもそれがどんな食べ物でどのように調理すると美味しいのか分からない人もたくさんいます。調べていくと、本場では朝から昼にかけて、ビールやプレッツェルと一緒に楽しむ食べ物であるという事が分かりました。なので、ブランチ時の優雅な食卓のようなイメージの写真に見せるために、朝の日差し感のあるライティングで撮影を行いました。現在、社内でも今まで以上に写真の重要さが認知され始めているので、今後も「食べてみたい!」と思っていただけるような写真をたくさん作り出していきたいと思っています。

Oisix.daichiの魅力

色々あるので3つに絞りました。
①食を扱う会社なので当たり前ですが、”食”に関わる仕事をしていて給料が貰える事です。ごはんを食べること、作ることが好きな人にとってはこの上ない環境だと思います。中でも撮影の仕事が今は一番楽しいです。揚げ浸しの上に小ねぎを散らすか・大葉を散らすか、どちらがより美味しそうな写真に見えるかな…みたいな事を考えている時が一番テンションが上がります。

②スピード感をもって仕事ができる(というか、せざるを得ない)事です。ネガティブに言うと常に忙しく動かなければいけないのですが、ポジティブに言うと必要最低限の要件定義と意思決定でデザイン制作からリリースまでをクイックに行う事が出来ます。時間が無いなりに工夫するためのアイデアもたくさん生まれます。ほぼ毎週撮影ラフを作っているのですが、あまりに時間が無かったため、撮影ラフを手描きのスケッチで作るようになりました。ある意味前職よりも”手”を使っているこの状況を、今は楽しんでいます。

③面白そうな仕事がゴロゴロ転がっていることです。BtoBやBtoC、イベントなど様々な事業を仕掛けています。通常の業務の領域外の活動に挑戦する「ダブルミッション制度」というものが社内にあるのですが、先日N-1 SUMMITという日本国内の生産者さんに感謝を伝えるイベントのデザインリーダーにアサインされました。表向きは事業会社ですが、デザイナーの力が求められている領域はたくさんあると感じています。

  • 趣味

    趣味は、中学の時に楽しさに目ざめたダンスです。現在も運動不足解消のために週1~2回レッスンに通っています。1度だけダンサー役で映画に出演したこともあります。音楽に対してどのような表現をするのか試行錯誤することは、クリエイティブの仕事にも良い影響を与えているように感じます。

  • 旅行も好きで、今までにフランス・スイス・アメリカ・オーストラリア・韓国・台湾・スペイン・イタリアに行きました。日本で知られていない海外の料理に出会う事が醍醐味です。これからも、国内外問わず死ぬまでに少しでもたくさんの国に行きたいと思っています。

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